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【コンテンツ東京2017見聞録】技術力と小回りがサナリスの強み、「大企業が必要とするもの」を提供

​白いジャケットの人物が山崎社長。よく動き、よく話す。仕事に対する強い自信と愛情を感じた

​東京ビッグサイトで6月30日まで開催されたコンテンツ東京2017に足を運んだ。重点的に回ったのはVR・AR関連の出展ブースだ。取材を開始して、ほどなく気づいたことがある。「自分の仕事が楽しくてしかたない」といったオーラを発しながら話してくれる人が多いのだ。サナリスの山崎實社長も、そんなひとりだった。

同社の二大主力商品はスマートフォン対応の3Dコンテンツを手軽に楽しむための簡易ヘッドマウントディスプレイの「VRボックス」と「VR」シートだ。従業員は約20人。失礼ながら、規模が大きいとは決して言えない。ただ、取引先にはリコーや大日本印刷(DNP)、メガハウスなどの大企業・有力企業の名が並ぶ。

山崎社長は、大企業と提携した場合、製品などで「非常に厳しいテストがある」と説明。苦労が伴うに違いない。しかし社長は自社について大企業がどうしても必要なものを提供していると胸を張る。大切なのは製品の性能や品質だけではない。同社の「切り札」ともいえるのがスピードだ。

大企業は組織上の問題もあり、企画から製品化にいたるまで各種の手間がかかる。しかしVRの変化や進化は「尋常ではありません。まさに日進月歩です」(山崎社長)という。大企業も「遅れてしまったのでは負ける」と痛感している。だからこそ、小回りのきくサナリスに話を持ち掛けるわけだ。

山崎社長によるとVR関係の仕事を進めていて最近になり強く感じるのは、クライアントの「ノリ」がよくなったことだ。以前は、サナリスからアイデアを出しても、理解してもらうのが大変だったこともある。しかし今や、クライアント側からアイデアが出ることもある。心の中で「いただき!」と思うこともあるそうだ。

また同社の場合、コンテンツ構成などの事業も行っており、VR関連ならば「ワンストップ」で請け負うことができるのも、強味という。

サナリスは2015年、「ミニ四駆事業」を立ち上げた。タミヤが開催する公式レースと同じサーキットを経営して、ファンの練習用に供している。今年(2017年)中に、ミニ四駆にカメラを搭載して迫力のVR映像を提供する事業をスタートできる運びになった。

ミニ四駆の話をする時、山崎社長の目が一段と輝いた。当初、ミニ四駆事業をやってみてどうなるかきっちりと計算したわけではなかった。しかし結果として「好きなことを組み合わせることができました」という。愛情を注いできたVR関連事業と、同じく大好きで事業化もしたミニ四駆を結合させて新たな世界を築くことになったわけだ。

短時間ではあったが、山崎社長が自らの仕事に誇りと充実感を持っていることを強く感じる取材となった。

会社情報

サナリス(SNARIS)
DTP、web制作会社として2005年4月に設立。VR分野への進出は2013年11月。 「スマホVR BOX」第1弾の発売は2014年10月。2016年10月にはドローン撮影コンテンツ構築事業、同年11月にはWeb VRコンテンツ、システム提供事業を開始した。

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