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【業界動向・2017年秋冬】遊び心を常に求める米国大企業の面目躍如=Tapjoy

東京ゲームショウに表れた「イチロー」

他とは違うことを目指す海外由来のマインドで日本では一段上の注目の的に

Tapjoy(タップジョイ)は米サンフランシスコに本社を置く広告代理店だ。主にゲームアプリを媒体として利用する業務を行っていることが特徴であり、同社が携わる広告を目にするユーザーは2億2500万人で世界190カ国に広がるという。会社設立は2007年で、2012年には日本、中国、韓国に相次いで進出した。

Tapjoyの日本法人であるタップジョイ・ジャパンによると、日本でも同様の事業を手掛ける企業が出現し、2年ほど前からは競争が激しくなった。しかし同社は比較的早く活動を開始したこともあり、現在もアドバンテージを維持している。

また、何種類もの商材を持つ同社だが、収入規模が最も大きく成長率も著しいのはリワード広告という。

タップジョイ・ジャパンは9月下旬に開催された東京ゲームショウにも出展。同社のブースは異彩を放っていた。もちろん商談用のコーナーも設けているが、圧倒的に目立つのは来客の記念写真の撮影にも応じる野球の"イチロー"と"清原"だった。

もちろん、そっくりさん芸人だ。正式芸名は「ニッチロー」と「リトル清原」とのこと。しかしなぜ"イチロー"と"清原"なのか。興味が湧いたので、同社関係者に話を聞いた。

まずは「ゲームショウはお祭り」との認識があるという。「お祭り」であるからには、訪れた人々に「楽しんでほしい」と考えた。そこで同社は東京ゲームショウに出展する際には、お笑い芸人などを起用することを恒例にした。

その後の取材で、同社は社名に「joy」の言葉が含まれることで象徴されるように、「楽しむ」ことや「遊び心」を大切にしていると教えてもらった。東京ゲームショウだけではなく、9月末に各国から関係者を集めて会議を開催したが、仕事以外に「お楽しみ」の要素を添えるため、米国内の有名観光地で開催したという。

もちろん、他の出展社もゲームショウなどのイベントで「お楽しみ」部分を軽視しているのではない。ただ多くの場合、目を引くコスプレをした若い女性のコンパニオンを配置するのが「お約束」になっている。タップジョイ・ジャパン関係者によると「同じことはやめておこう」と考えたという。この点でも同社の発想はユニークだ。

同社の仕事が「遊び心」だけで成り立っているはずはない。全世界的に急成長を遂げているからには、シリアスな局面に突き当たり、死に物狂いで解決することも多いだろう。しかしそれでも、遊び心は失わない。もしかしたら、米西海岸における一般的なビジネス観を反映しているのだろうか。同社のブースからは、周囲の日本企業とはちょっと違う精神風土を感じた。

会社情報

Tapjoy
米サンフランシスコに本社を置く広告代理店。日本法人はタップジョイ・ジャパン。 日本企業は多くの場合、ニュース・リリースなどとして自社関連の情報を公表するが、 タップジョイ・ジャパンは公式サイトにおいて「BLOG」としてその折々の話題を発表している。 更新はそれほど多くないが、「モバイルゲーマーは4倍リワード広告を好んでいる」(8月30日) など、Tapjoyという世界的な大企業ならではの興味深い情報も珍しくない。

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